日本法規情報株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役 今村 愼太郎)(http://www.nlinfo.co.jp/)は、インターネットアンケートを実施し、「家族間トラブルに関するアンケート調査」について発表しました。(日本法規情報株式会社では定期的に法律関連の話題に対して意識調査を行い発表しております)
これまで何のトラブルもなく仲の良かった家族・兄弟・親族間であっても、相続や介護、金銭問題等が原因で修復しがたいトラブルに発展するケースは決して珍しい事ではありません。 家族間・親族間は、感情的でデリケートな問題が多いためかえって冷静な話し合いが出来ず、当事者同士で話し合えば話し合うほど、かえってトラブルが大きくなるケースもあります。
そこで「親族間トラブルはどれくらいの割合で存在するのか」「そのトラブルの原因は何なのか」について調査を行いました。
目次
◆「親族間トラブルで悩んでいる」は、全体の3割
アンケート調査の結果、「周りで親族間トラブルで悩んでいる人がいる」も含め、親族間トラブルに悩んでいる人は全体の3割という結果となりました。
そこで、そのトラブルの内容についてアンケート調査を行いました。
◆「親族間トラブル」第1位は、「金銭問題」
アンケート調査の結果、トラブルの原因1位は「金銭問題」で27%、2位が「相続問題」14%となりました。続いて「介護問題」が13%、「仕事(収入・職種・就職・転職等)の問題」が12%、「離婚問題」が11%、「嫁姑問題」は10%、「病気」は7%、「育児に関しての価値観の違い」は6%という結果となりました。
そこで、このような親族間トラブルについて、どう対処しているのかについてアンケート調査を行いました。
◆「親族間トラブルへの対処方法」は「何もせず放置」と後ろ向きな体質が浮き彫りに。
アンケートの結果、「何もせずに放置している」と回答した人が38%とトップ、「他の親族に相談している」が17%、「信頼できる第三者に相談している」がともに16%、「友人に相談している」が16%、「弁護士等の専門家に相談している」が13%という結果となりました。
親族間トラブルは、「身内の恥だから、相談出来ない」「なるべく考えたくない」と放置してしまう傾向があります。 ただし、放置しておく期間が長ければ長いほど、関係者が増える、親族が代替わりをした際にさらに問題の修復が難しくなる…など大きなトラブルに発展するケースも多いものです。
兄弟間では「親の面倒を見たから、これくらいの甘えは許される」「兄弟の中で自分だけ大学まで行かせてもらえなかった」などと、個々が感情や自分の利益を主張した結果、関係性にさらにしこりが残り、弁護士が介入して5年、10年という長期の訴訟になる例も少なくありません。
親族間トラブルは、法的視点をもった第三者が早めに介入することで、早期解決が可能になりますし、大きなトラブルを避け関係者皆が納得出来る円満解決が可能になるものです。「家族の問題だから」と躊躇せずに、早めに法律家にご相談されることをおすすめします。
有効回答数:1134人(男性:467人 女性:667人)
アンケート期間:2013-12-20~2014-1-6
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■相談者調査レポート 関連サイト
『法律事務所検索サポート』
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『弁護士事務所検索サポート』
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『相続問題相談サポート』
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