日本法規情報株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役 今村 愼太郎)(http://www.nlinfo.co.jp/)は、インターネットアンケートを実施し、「世代別職場での辛いことに関するアンケート調査」について発表しました。(日本法規情報株式会社では定期的に法律関連の話題に対して意識調査を行い発表しております)
職場における労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境を形成することを目的として、労働基準法が定められています。
また、企業が採用するにあたり、重視することとして「コミュニケーション能力の高いこと」をあげる割合が最も高いというデータもあります。けれども現実には、性別による差別の他、職場内における世代間のコミュニケーションの難しさはますます企業内での課題となっていることが指摘されています。
そこで、今回は世代が異なる際の職場でのコミュニケーションの実態把握するため、アンケート調査を実施しました。
まずは、職場の人間関係について「職場の雰囲気を悪くするのは次のうちどんなタイプだと思うか」について、アンケート調査を行いました。
目次
◆「職場の雰囲気を悪くしている」のは「自分勝手な行動をとる人」が4割弱に。
アンケート調査の結果、最も多かったのが「自分勝手な行動を取る人」で39%でした。続いて「コミュニケーション能力が低い人」が17%、「仕事でミスが多い人」が15%、「要領の悪い、世渡りの下手な人」が12%、「職場で仕事ができると認められている人」が6%、「有給を良く取る人」が4%、「飲み会などの付き合いが悪い人」が3%、「社外に強力なネットワークを持つ人」が3%、「給料が少ない人」が1%という結果となりました。
b意外にも、「仕事ができると認められている人」や「社外ネットワークを持つ人」との回答も合計で1割弱となり、一般的に仕事ができるという人も雰囲気を悪くしていると考える人もいることがわかりました。
次に、20代を対象に「職場で苦痛と感じるものは何か」についてアンケート調査を行いました。
◆20代で「職場で苦痛と感じる事」は、「飲み会参加」「ランチ参加」「雑談」との回答の合計35%弱となり、コミュニケーション関連が多数を占める。
アンケート調査の結果、1位は「上司に叱咤されること」で21%でした。続いて「有給を取りにくいこと」が16%、「「最近の若い人は…」と言われること」が14%、「職場での飲み会への参加」が14%、「職場の同僚とのランチ」が10%、「上司、先輩、同僚、後輩との雑談」が9%、「後輩への指導」が8%、「上司に分からないことを質問すること」が8%という結果となりました。
20代が職場で苦痛と感じることで「上司に叱咤される」「上司に質問する」の上司関連が約3割に対して、「飲み会」「ランチ」「雑談」など仕事以外のコミュニケーションを持つことが苦痛と回答が合計で35%弱という結果になりました。
続いて、30代を対象に「職場で苦痛と感じるものは何か」についてアンケート調査を行いました。
◆30代は、「職場に不満はない」「強いて挙げれば能力給は辛い」といった意見が3割弱
こちらのアンケート調査では「職場に不満はない」、「職場での飲み会への参加」、「有休を取りにくいこと」と回答した人がそれぞれ15%でした。続いて「上司に叱咤されること」と回答した人が14%、「部下への指導」が10%、「上司に分からないことを質問すること」が10%、「上司、先輩、同僚との雑談」が9%、「能力給」が7%、「職場の同僚とのランチ」が5%という結果になりました。
30代は中堅社員となり、社会経験を積み、体力も気力も十分な働き盛りだからこそ「職場に不満はない」といった意見や「能力給が辛い」「部下への指導が辛い」といった具体的な理由が挙げられていると予想されます。
続いて、40代を対象に「職場で苦痛と感じるものは何か」についてアンケート調査を行いました。
◆経験を積んだ40代では「職場に不満はない」が1位。反面「ゆとり世代とのコミュニケーションが辛い」や「世代間ギャップを感じる」という意見も目立つ。
アンケート調査の結果、1位は「職場に不満はない」で18%でした。続いて「職場での飲み会への参加」が14%、「上司に叱咤されること」が13%、「有給を取りにくいこと」が13%、「部下との世代ギャップを感じること」が11%、「部下に指導すること」が10%、「特にゆとり世代とのコミュニケーション」が9%、「上司、先輩、同僚との雑談」が6%、「上司に分からないことを質問すること」が6%という結果となりました。
企業においては、現在40代のベテラン層の注目度が高まりつつあるといいます。ビジネスパーソンとしての豊富な経験と、専門スキルを持ち合わせている点が評価されているとのことですが、実際の職場では世代ギャップを感じるというように、コミュニケーションについては苦痛を感じている結果となりました。
バブルの熱狂を知る世代と、生まれてこのかた下り坂しか知らない世代では、世代間でのギャップが生まれているでしょう。それぞれの世代には独自の価値観があり、それぞれの世代で職場への不満は変わってきています。特に人間関係に苦痛を感じるケースでは、時として休職、退社に追い込まれることもあります。
また、世代間ギャップに関する苦痛は時として、モラル・ハラスメント、パワー・ハラスメントといった問題にも発展するケースがあります。
職場の人間関係で悩み、個人の立場での解決が難しいと感じた場合は、最寄りの法律家に相談してみてはいかがでしょうか。
一人で悩んでいるときは解決が難しいと思っている問題でも弁護士に相談してみると、意外と簡単に解決する問題はたくさんあります。
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