日本法規情報株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役 今村 愼太郎)(http://www.nlinfo.co.jp/)は、インターネットアンケートを実施し、「若者の恋愛離れに関するアンケート調査」について発表しました。(日本法規情報株式会社では定期的に法律関連の話題に対して意識調査を行い発表しております)
昨今、「異性の交際相手も友人もいない」若者が半数を越え、未婚化が加速していると言われています。
2013年版の厚生労働白書案によれば「少子化につながる若者の晩婚化や未婚率上昇」についての原因は「自力で『理想の相手』を見つけることの難しさも一因」などと分析しています。
今の若者にとって恋愛は必ずしも関心の中心ではなくなっているというデータもありますが、このいわゆる「恋愛離れ」の現象についての本当の理由は何なのかアンケート調査を行いました。
目次
◆「恋愛離れ」の理由は「結婚に希望が持てない」が6人に1人に。また、「SNSの普及」「一人暮らしが楽しい」「恋愛より楽しい事がある」など恋愛以外に重きを置く人も全体の3分の1に。
「若者の恋愛離れが進んでいる要因は何か」についてのアンケート調査の結果、「結婚自体に希望が持てないから」が最も多く15%でした。続いて「結婚したいと本気で思っていないから」が13%、「SNS等の普及によりリアルな恋愛が必要なくなった」が12%、「恋愛より楽しいことがあるから」が12%、「傷つきたくないから」が11%、「疲れるから」が10%、「一人暮らしが楽しいから」が10%、「実際に恋愛していなくても疑似体験出来るから」が7%、「恋人はいなくても不特定多数の異性と付き合っていると思うから」「分からない」がそれぞれ5%という結果となりました。
「SNSの普及」「一人暮らしが楽しい」「恋愛より楽しい事がある」など恋愛以外に重きを置く人も全体の3分の1となり、また、「結婚自体に希望が持てない」との回答も全体の6人に1人となるという結果となりました。
次に恋愛・交際のきっかけとなる「これまで告白をしたことがあるか」についてアンケート調査を行いました。
◆「告白をしたことがある」は全体の68%を占めるが、「疑似告白」がそのうち19%
「これまで告白をしたことがあるか」についてアンケート調査の結果、「実際に会って告白をしたことがある」は49%、「SNS等の疑似体験での告白をしたことがある」は19%、「告白をしたことがない」は32%という結果となりました。
SNSでの出会いに関するトラブルも社会問題化している一方で、恋愛を楽しんで生活するというよりは、恋愛以外に楽しみを持つ若者が多いという実態がわかってきました。
「若者の恋愛離れ」とメディアでは取り上げられますが、ライフスタイルの多様化が「恋愛」に対する熱量を失わせる結果になっているのかもしれません。
回答数:1422人(男:555人、女:867人)
調査期間:2014/4/1~2014/4/30
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